メガネ・コンタクトのアイ鎌倉店よりご案内です。
突然ですが国内では子供の出生数よりも白内障の手術をする方が多いと言われております。
身近でも白内障の手術をする方が多く、色々な疑問を持つことがあるかと思います。
今日はその疑問にお答えいたします。
①白内障の手術後にはメガネはかけなくていいの??
白内障の手術で目の中に入れる眼内レンズの種類によって変わってきますが、
「単焦点眼内レンズ」の場合は遠く、もしくは近く(中間)にピントがあう度数を入れ
不足する度数をメガネで補うものが必要になります。
「多焦点眼内レンズ」の場合は、基本的に遠くと近くが見えるように度数を入れますが
中間(たとえばパソコンくらいの距離)が見づらい等症状を訴える方が多く、
単焦点眼内レンズと同じように不足する距離を見るためのメガネが必要になります。
「3焦点眼内レンズ」の場合は、遠く・中間・近くが見えるように度数が入るため、
基本的にはメガネでの矯正は必要ないと思われます。
⇒「単焦点眼内レンズ」「多焦点眼内レンズ」の方は、遠近両用メガネや
不足したところが見えるような専用のメガネの装用がおススメ。
「3焦点眼内レンズ」の方は術後の目のケアとして、
サングラスの装用がおススメです。
②白内障のときも眩しかったけど、手術しても眩しい
手術前の水晶体の状態というのは簡単に言うとすりガラス越しに見ていたような状態です。
白内障の手術をするとすりガラスではなく、透明なガラスに変わります。
眩しさの質が変わりはしますが、目に入ってくる光の量は
むしろ白内障の術後の方が圧倒的に増えることになります。
下記画像は店頭に展開しているツールですが、
裸眼状態の時に透過する光はこんな感じです。
80代の白内障が進行した眼の場合は、
裸眼時の状態と比べると透過した光が少し弱くなっています。
これが白内障の手術をしてキレイな人口の水晶体にかわると、
多く光を透過しています。
店頭にある実際のツールを見ていただくとより分かりやすいですよ。
白内障の手術をすると多くの光を取り込み眩しさを訴える方が多い理由になります。
⇒眩しさを効果的にカットできる度付サングラスやコントラスト感度をあげるHEVカットレンズ、
遮光や偏光レンズがおススメ。
術後のお客様の話を伺っていると、
今まで何十年もメガネを掛けた生活をしていたのに、裸眼で外を歩くのって
なんだか恥ずかしいというお声も聞いたりします。
確かに見た目の事も大いにありますよね。メガネが顔の一部になっている方は尚更ですよね。
白内障の手術後には手術前のメガネはそのまま使用できないことがほとんどですから、
新しくレンズの度数を変えて使用しないといけません。
人生100年時代に突入し、より長く快適な生活を送るためにもメガネという道具をつかって
生活の質の向上をお手伝いをするため
お客様の趣味などをお伺いしながら、最適なご提案をいたします。
お気軽にスタッフまでご相談下さい。